ケイデンス、Palladium Z1 エンタープライズ・エミュレーションプラットフォームを発表、データセンタークラス・エミュレーションの新たな時代をリード
横浜, 18 Nov 2015
要旨:
ケイデンス・デザイン・システムズ社 (本社:米国カリフォルニア州サンノゼ市、以下、ケイデンス) は、11月16日 (米国現地時間)、他社と比較して平均2.5倍ワークロード効率を改善し、従来世代と比較してエミュレーションのスループット効率を最大5倍向上させる、業界初のデータセンタークラスのエミュレーションシステム、Palladium® Z1エンタープライズ・エミュレーションプラットフォームを発表しました。Palladium Z1プラットフォームは、エンタープライズレベルの信頼性と拡張性を備え、最大で2304の並列ジョブを実行可能で、最大92億ゲート規模に対応しますので、エミュレーション技術に対する市場の高い要求に対処することが可能です。すでに、多くの世界的な設計チームが、ますます複雑化するSoC (システム・オン・チップ) の検証に、Palladium Z1プラットフォームを利用しています。
エミュレーションシステムの最大活用を可能にする真のデータセンターリソースであるPalladium Z1エンタープライズ・エミュレーションプラットフォームは、エンタープライズクラスの信頼性、Palladium XP IIプラットフォームと比較して1シャーシあたりの搭載ゲート数が8倍向上し、設置面積の92%縮小を実現するラックベースのブレードアーキテクチャーを特長としています。Palladium Z1プラットフォームは、エミュレーションリソースの利用率を最適化するために、独自のバーチャル・ターゲットリロケーション機能を提供し、実行時に利用可能なリソースにペイロードを割り当て、再コンパイルを回避します。また、独自の大規模分散型並列処理プロセッサーベースのアーキテクチャーを備えており、Palladium Z1プラットフォームは他社と比較してユーザーの検証効率を4倍改善します。
Palladium Z1プラットフォームのその他の特長は以下の通りです:
Palladium Z1エンタープライズ・エミュレーションプラットフォームの詳細は、
http://www.cadence.com/news/PalladiumZ1をご覧ください。
NVIDIAコメント
Narenda Konda氏 (Director of Engineering):
「我が社の非常に複雑なデバイスの設計および検証には、迅速で信頼性の高いシステム開発を行うために、ハードウェアエミュレーションなどの高機能ツールを採用することが求められます。Palladium Z1プラットフォームは、数十億ゲート・クラスの大規模回路対応、さらに精緻なデバッグ機能と先進的なマルチユーザー対応の機能を小さなフォームファクター内に完備していますので、次世代のGPUやTegraの設計を高品質かつスケジュール通りに完成、出荷することができるようになります。」
NVIDIA社の成功事例の詳細な情報は、
http://www.cadence.com/news/PalladiumZ1/Nvidiaをご覧ください。
Huaweiコメント
Daniel Diao氏 (Deputy General Manager of the Turing Processor Business Unit):
「最先端SoC設計において、我々は多くのプロジェクトのさまざまなサイズで何千もの検証ペイロードの問題に直面しています。Palladium Z1プラットフォームは、データセンターリソースとしての信頼性、高度なマルチユーザー機能および400万ゲートの検証ペイロードから数十億ゲート設計まで対応する拡張性を持ちますので、タイトなプロジェクトスケジュールでのシステム機能確認が可能となり、我々のさまざまな要求を満たす、他に類を見ないプラットフォームです。」
ケイデンス・コメント
Daryn Lau (Vice President and General Manager, Hardware and System Verification):
「ますます複雑化する検証、品質やハードウェア/ソフトウェアの統合、消費電力に対する多くの要求がある中でのタイトなプロジェクトスケジュールによりもたらされる、エミュレーションの対応回路規模を2年ごとに倍増してほしいというお客様の要求は引き続き存在します。System Development Suiteの根幹の一つであるPalladium Z1プラットフォームを使用することにより、設計チームはついに、シミュレーション用ブレードサーバーベースのコンピュートファームと同種のデータセンターで、計算資源としてエミュレーションを活用できるようになりますので、スケジュールを改善しながら検証の自動化をさらに充実させ、最終製品提供において高まる検証の影響に対処することが可能になります。」
CadenceおよびCadenceロゴはCadence Design Systems, Inc.の登録商標です。
ARMはARM社の登録商標です。
PCI ExpressはPCI-SIGの登録商標です。
その他記載されている製品名および会社名は各社の商標または登録商標です。
- 新しいPalladium Z1エンタープライズ・エミュレーションプラットフォームでは、他社と比較して平均で2.5倍ワークロード効率および最大で5倍のエミュレーションスループット向上を実現
- 最大92億ゲートという回路規模に対応した、IPブロックからSoCの検証を可能とするデータセンタークラスのエミュレーション拡張性
- Palladium XP IIプラットフォームと比較して1シャーシあたりの搭載ゲート数が8倍向上。設置面積は92%、ゲートあたりの電力効率は最大44%改善することにより、総所有コスト (Total Cost of Ownership) におけるクラス最高の費用対効果を実現
- 400万ゲート単位で検証リソースを活用、最大2304並列ジョブを実行可能な機能、そしてこれまでにない信頼性を特長としており、すでに多くの世界的な設計チームが、ますます複雑化する設計の検証にPalladium Z1プラットフォームを活用
ケイデンス・デザイン・システムズ社 (本社:米国カリフォルニア州サンノゼ市、以下、ケイデンス) は、11月16日 (米国現地時間)、他社と比較して平均2.5倍ワークロード効率を改善し、従来世代と比較してエミュレーションのスループット効率を最大5倍向上させる、業界初のデータセンタークラスのエミュレーションシステム、Palladium® Z1エンタープライズ・エミュレーションプラットフォームを発表しました。Palladium Z1プラットフォームは、エンタープライズレベルの信頼性と拡張性を備え、最大で2304の並列ジョブを実行可能で、最大92億ゲート規模に対応しますので、エミュレーション技術に対する市場の高い要求に対処することが可能です。すでに、多くの世界的な設計チームが、ますます複雑化するSoC (システム・オン・チップ) の検証に、Palladium Z1プラットフォームを利用しています。
エミュレーションシステムの最大活用を可能にする真のデータセンターリソースであるPalladium Z1エンタープライズ・エミュレーションプラットフォームは、エンタープライズクラスの信頼性、Palladium XP IIプラットフォームと比較して1シャーシあたりの搭載ゲート数が8倍向上し、設置面積の92%縮小を実現するラックベースのブレードアーキテクチャーを特長としています。Palladium Z1プラットフォームは、エミュレーションリソースの利用率を最適化するために、独自のバーチャル・ターゲットリロケーション機能を提供し、実行時に利用可能なリソースにペイロードを割り当て、再コンパイルを回避します。また、独自の大規模分散型並列処理プロセッサーベースのアーキテクチャーを備えており、Palladium Z1プラットフォームは他社と比較してユーザーの検証効率を4倍改善します。
Palladium Z1プラットフォームのその他の特長は以下の通りです:
- エミュレーションサイクルあたりPalladium XP IIプラットフォームの1/3未満の消費電力、ゲートあたり消費電力の最大44%低減、平均2.5倍のシステム利用率および同時使用ユーザー数の向上、ジョブキューTATの5倍向上、1台のワークステーションで1時間あたり最大1億4000万ゲートのコンパイルにより、アップロード速度の高速化、および優れたデバッグ性を実現
- 独自のバーチャル・ターゲットリロケーション機能を使用した外部インターフェイスの完全な仮想化を実現。この機能により、実デバイスに匹敵する十分な精度とともにVirtual JTAGといった仮想ペリフェラルへのリモートアクセスを実現。また、USBおよびPCI-Express®インターフェイス向けに、モデリング精度、高性能、リモートアクセスを実現する、統合Emulation Development Kitを利用可能。さらにVirtual Verification Machine機能を使用してデータベースの仮想化と組み合わせることにより、複数ユーザーによるエミュレーション実行への効率的なオフラインアクセスが可能に
- ソフトウェアロードを実行するIn-Circuit Emulation、シミュレーションとエミュレーション間のホットスワップが可能なSimulation Acceleration、ケイデンスのJoules™ RTL power estimationを使用したDynamic Power Analysis、IEEE 1801およびSi2 CPFベースのPower Verification、ゲートレベルの高速化およびエミュレーション、標準エミュレーションの50倍のパフォーマンスで実行されるARM®ベースのSoC向けOS立ち上げなど、多数のユースモデルを備えた業界最高の多用途性
- ケイデンスのSystem Development Suiteとのシームレスな統合。加速シミュレーション向けIncisive®検証プラットフォーム、検証のプラニングおよび統合メトリクス追跡向けIncisive vManager™、ハードウェア/ソフトウェアの高度なデバッグ向けIndago™ Debug AnalyzerおよびEmbedded Software Apps、AcceleratedおよびAssertion-Based Verification IP、共通のコンパイラーを備えるProtium™ FPGAベース・プロトタイピングプラットフォーム、マルチエンジンシステムのユースケーステスト向けPerspec™ System Verifierを包含
Palladium Z1エンタープライズ・エミュレーションプラットフォームの詳細は、
http://www.cadence.com/news/PalladiumZ1をご覧ください。
NVIDIAコメント
Narenda Konda氏 (Director of Engineering):
「我が社の非常に複雑なデバイスの設計および検証には、迅速で信頼性の高いシステム開発を行うために、ハードウェアエミュレーションなどの高機能ツールを採用することが求められます。Palladium Z1プラットフォームは、数十億ゲート・クラスの大規模回路対応、さらに精緻なデバッグ機能と先進的なマルチユーザー対応の機能を小さなフォームファクター内に完備していますので、次世代のGPUやTegraの設計を高品質かつスケジュール通りに完成、出荷することができるようになります。」
NVIDIA社の成功事例の詳細な情報は、
http://www.cadence.com/news/PalladiumZ1/Nvidiaをご覧ください。
Huaweiコメント
Daniel Diao氏 (Deputy General Manager of the Turing Processor Business Unit):
「最先端SoC設計において、我々は多くのプロジェクトのさまざまなサイズで何千もの検証ペイロードの問題に直面しています。Palladium Z1プラットフォームは、データセンターリソースとしての信頼性、高度なマルチユーザー機能および400万ゲートの検証ペイロードから数十億ゲート設計まで対応する拡張性を持ちますので、タイトなプロジェクトスケジュールでのシステム機能確認が可能となり、我々のさまざまな要求を満たす、他に類を見ないプラットフォームです。」
ケイデンス・コメント
Daryn Lau (Vice President and General Manager, Hardware and System Verification):
「ますます複雑化する検証、品質やハードウェア/ソフトウェアの統合、消費電力に対する多くの要求がある中でのタイトなプロジェクトスケジュールによりもたらされる、エミュレーションの対応回路規模を2年ごとに倍増してほしいというお客様の要求は引き続き存在します。System Development Suiteの根幹の一つであるPalladium Z1プラットフォームを使用することにより、設計チームはついに、シミュレーション用ブレードサーバーベースのコンピュートファームと同種のデータセンターで、計算資源としてエミュレーションを活用できるようになりますので、スケジュールを改善しながら検証の自動化をさらに充実させ、最終製品提供において高まる検証の影響に対処することが可能になります。」
CadenceおよびCadenceロゴはCadence Design Systems, Inc.の登録商標です。
ARMはARM社の登録商標です。
PCI ExpressはPCI-SIGの登録商標です。
その他記載されている製品名および会社名は各社の商標または登録商標です。
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